イルカさんの「なごり雪」や
松山千春さんの「旅立ち」は
相手との別れの時間を
互いに共有する‘’別れ‘’だ。
それとは違う‘’別れ‘’の歌で、
好きな歌が2曲ある。
村下孝蔵さんの
「丘の上から」と
辛島美登里さんの
「裸足のエリーゼ」。
相手の方の旅立ちの際、
その場では見送らず、
「丘の上から」は
船で故郷へ帰っていく相手を
照れくさいからと
港の見える丘の上から見送る。
「裸足のエリーゼ」では
見送る時間を
わざと遅らせて駅に着き、
相手が旅立った方角の空を
見上げて想いを馳せる。
何だか、2曲とも
染みるような寂しさを
感じるのです。
(続)