ねこよん いつもの散歩みち

50歳代前半で鬱になった、アラ還のオジサンです。心穏やかな時に浮かんでくる事や、鬱に関する事をアレコレ綴ってみます。

2022-01-01から1年間の記事一覧

自分の言葉

自分の思っていた事、 考えていたことを 文字に起こし始めて、早 3ヶ月。 ほとんど読書をしなかったし、 高校の時の現代国語も 冴えない成績だった。 自分の稚拙な文章力を嘆きます…。 自分の中に、色んな言葉が 溜まっていたんだなぁと 改めて知ることにな…

ストーブが好き

ストーブが好きだ。 寒いのが苦手というのもあるが、 ストーブの炎の暖かさは コタツとは違う良さがある。 子供の頃から、 ストーブをつければ前に立ち、 正面を向いては暖まり、 少々熱くなったら、 背中を向けて暖まり、 これを延々繰り返した。 今も同じ…

遠き日の記憶③

昔の家屋は皆 そうだった…。 サザエさん一家の家屋の如く、 古い実家のトイレは縁側の先、 部屋から遠ざかった奥にあった。 無論、水洗ではない。 俗に言う、「ぼっとんトイレ」。 便器をのぞけば汚物。 子供からみれば恐怖だ。 子供なのだから、 悪さもする…

「カントリーガール」

谷山浩子さんの 「カントリーガール」は 私の青春の一曲。 深夜、ラジオから流れる この歌が好きだった。 谷山さんのファンと 言う訳ではないが、 詩の世界感が純粋で透明。 とりわけ、この曲は 彼女を見守り続けている 視線の主に共感する。 昔の私も、今の…

ハゲ頭

ハゲ頭の家系だ。 爺ちゃんは 見事にハゲてたし、 父親も頭頂はかなり薄かった。 兄も前髪が後退しているのを 気にしていた。 私は今のところ、 そんな兆しは全くない。 こどもの頃は猫っ毛で こしがなく、ぺっとりした 赤茶けた髪だったが、 いつしか黒く …

青空と雪雲の境目

この日曜は寒かった。 頑張って散歩に行く。 雪がぱらつく空模様。 青空も見えるし、 重く黒い雲も沢山ある。 寒い冬の日、独特の空だ。 青い空と雪雲の境目が ハッキリしている。 徐々に天気が変わる 春とか秋の空とは違う。 とても興味深い。 …、間違えて …

「未来少年コナン」①

宮崎駿監督の最新作が 来年公開予定らしい。 だんだん内容が難解になって 「風立ちぬ」は見ていない。 単純に面白くて、 分かりやすいラピュタが良い。 宮崎さんと高畑勲さんが 脚本を書いた「未来少年コナン」が 一番面白い。 バズーを100倍 パワーアップし…

胃カメラ

年一回の人間ドックの胃の検査。 X線検査と内視鏡検査を 隔年で交互に受けている。 これがなかなかのストレス。 今年は胃カメラだ。 前回、前々回と結構苦しんだ。 ファイバーの先が喉を通るまでが とても苦しい。 喉にドロリとした液体を溜めて 上を向いて3…

ミニチュアダックス

他愛のない話。 先日の日曜、クルマで買い出しに 行ったときの帰り道。 一方通行の道を ゆっくり走らせていたら、 女性に連れられて 2匹の犬が散歩していた。 2匹ともミニチュアダックス、 後から遠目で見たら…。 「…、ほふく前進(みたい)…。」 そんな訳な…

翡翠

翡翠の装飾品を見た時の事。 青みがかった緑色というのか、 とても奥深く上品。 私が見たものは 緑の濃いものだった。 透明感がある キラキラした石より、 落ち着いた色合いの 石のほうが好みだ。 美しく研磨する技術が 日本に昔からあったのが凄い。 ダイヤ…

夜道の灯り

すっかり日も落ちた、 仕事からの帰り道。 いつもの散歩道を 自転車で通ると、 何やらチラホラ灯りが見える。 じっとしていたり、 リズミカルに動いたり、 アッチコッチうろついたり…。 ベンチに座ってスマホする人、 ジョギングする人、 好き勝手に動き回る…

アンコ『寒いの、嫌い…』

ロシアンブルーは 寒さに強いイメージなのだが… 我が家のネコ、 アンコ(仮名)は苦手なようだ。 キナコ(仮名、アビシニアン)は 割と寒さに強い。 冬の夜でも、何もひいてない ダイニングの椅子の上に 平気で寝ている。 アンコとの ベランダ抱っこ散歩は …

冬の空気

12月に入り、寒さが一段と増す。 冬の空気は、冷たく澄んで 張りつめた感がある。 この時期、仕事からの帰りは 外は既に暗くなっている。 暗く冷たい空で光る月。 冷え冷えとして凍っているよう。 でも実際は、 日の当たってる月面は、 とても熱いんですよね…

齢(よわい)の話

昭和40年代 初期の生まれだ。 そろそろ初老の仲間入りをする。 仕事についた頃に 生まれた人達が 今や35才位なのだから 年もとっているはずだ。 “40才“という年代は 中堅どころだと認識している。 だが相手が 昭和50年代後半だと 聞くと「若いなぁ」と感じる…

聴くことができない曲

つらく悲しい出来事を 思い出してしまうとか 時期が重なったとか、 そんな訳では無いのだけれど 聴くことができない曲がある。 いくつかあるが、そのひとつが 村下孝蔵さんの「純情可憐」。 事実上の最後のアルバム、 「同窓會」の為に創った曲だが、 作詞さ…

雨の帰り道

火曜は日中ずっと 雨だったようだ。 暗くなった 仕事場の駐輪場へ向かう。 街灯が 落ちてくる網と水たまりを 照らす。 雨粒が落ちた水たまりの表面に 小さな波紋が いくつも広がっては消える。 歪みの無い 綺麗な輪っかが 沢山生まれる。 それぞれ交わっても…

遠き日の記憶②

故郷の実家は 長方形の狭い土地にある。 隣には小さな川が流れ、 今考えれば 大雨で土石流がきたら ひとたまりもないような場所だ。 私が物心ついた時には、 下流側はコンクリートで トンネル状にしてあった。 昔の子供にとっては 川や山は遊び場だった。 下…

ミノムシ やーい

そういえば、 ミノムシを見かけない。 子供の頃には 冬に必ずいたものだが…。 葉の落ちた木の枝から 糸を垂らしぶら下がる ミノムシもいて 冬の楽しみのひとつだ。 中を覗いてみれば 幼虫がモゾモゾしている。 今 考えると 何故こうやって 冬を越しているの…

キナコ コタツに入る

猫のキナコ(仮名)は 警戒心が強い。 性格なのだろうが、 「そこまで慎重にならなくても…」 と思う。 猫2匹ともコタツが大好きで、 今年も10月の半ばには、 既に押入れから出した。 スイッチを入れて無くても、 喜んで入っていく。 『コタツに入りたいです…

「立花登青春手控」

NHKで放送された 時代劇の連続ドラマ 「立花登青春手控」。 見ていたのは 中学生の頃だったか。 まだ俳優として新人だった 中井貴一さんが 江戸時代の見習い獄医役で 主演を務めていた。 お父さまの 佐田啓二さんの事は、 存じ上げないのだが、 早逝された名…

地球に輪があったら その2

もし地球に輪があったら…。 楽しい事ばかり空想したが、 困る事の方が多いか…。 土星みたいな氷の輪だったら、 日中 もの凄く眩しいだろうし…。 ただ、地球の場合は 太陽からの距離が近いから 氷は蒸発するだろうし、 それはないと思うけど…。 構成は岩石主…

地球に輪があったら その1

地球に輪があったら…。 知識が無いなりに考える。 輪が出来るとすると 赤道の周りだろうから、 日本から見たら、 とても大きな アーチ状になるのだろうか。 昼は綺麗な帯が 白く控え目に見えて 夜は天の川の様に キラキラ輝いてたらいいなぁ。 見てて飽きな…

秋の空

雨の日曜となった。 雨の予報だったので、 いつもと散歩は無理かと思い、 昼から家にいるつもりだった。 正午には雨も上がり、 雲の切れ目から 太陽が見え隠れし始める。 掃除を済ませ、散歩へ出かける。 雨上がりは気分が良い。 ちょっとした日射しも嬉しい…

休日の朝

住まいの近くに マクドナルドがあり、 よく利用している。 朝、軽くお腹を満たすのに 手軽で便利。 週末の朝、ぼ~っとするには もってこいだ。 店内を見渡すと、 「ん?意外に年齢層が高いぞ」 と気づく。 マクドナルドは、 若い人のイメージがあった。 だ…

遠き日の記憶①

私は田舎町で生まれ育った。 今は離れた街で暮らしている。 物心ついた時には 古い土壁の狭い平屋で 暮らしていた。 当時はまだ風呂のない家も多く、 銭湯に行くと人で溢れ返っていた。 しばらくして、 利用していた銭湯が 店じまいすることになり、 そのあ…

「思えば遠くへ来たもんだ」

武田鉄矢さんがボーカルを務める 海援隊の歌といえば「贈る言葉」 「母に捧げるバラード」が まず頭に浮かぶ人が多いと思う。 私の場合は 「思えば遠くへ来たもんだ」。 AMラジオで 初めて聞いた時から、 いい曲だなと思った。 夢を背負って故郷を後にする、…

アンコと散歩 その2

ネコのアンコ(仮名)を 抱っこしてベランダを散歩。 見慣れた風景なのだろうが、 目を真ん丸にして 枯れ葉がカラカラ音を立てて 転がっていくのを、見ている。 11月になって、 また少し寒くなった。 寒い時期、 アンコの高めの体温が暖かく、 モフモフの毛…

アンコと散歩 その1

猫のキナコ、アンコ (両猫とも仮名)は 外を眺めるのが好きだ。 アンコの方は ベランダに出たがる。 規約があるので、 野放しには できない。 一日一回 抱っこして ベランダに連れて行く。 風呂からあがって 洗濯モノを干し始めると、 どこからかやって来て…

上弦の月 下弦の月

上弦の月と下弦の月。 それぞれ印象が違うのは 何故だろう。 見た目は、左右逆の半月。 丸くなっていく上弦。 細くなっていく下弦。 上弦は家への帰り道を 明るく照らす。 下弦は、明け方 静かにひっそりと 隠れるように空に浮かぶ。 そこに見えているのは …

秋の日射し

10月最後、 よく晴れた日曜日。 いつもの河川敷へ。 日の当たる正面は 少し暑く 日の当たらない背中は 冷たい風に吹かれ この温度差が心地よい。 やがて、日は沈み暗くなる。 洗濯物を干しにベランダへ。 サンダルを履き損ね、 コンクリートの床に 裸足で触…