子供の頃、お小遣いって、
どう貰っていたんだろう?
“月に いくら“で貰っていたか、
はっきり覚えていない。
家は貧しかったが、田舎で親戚は多く、
お年玉は それなりの額を貰えた。
特に何に使うでもなく
その中で やりくりしてたと思う。
その年の暮れになっても
半分以上残っていた。
そんな具合だから数年経てば、
4〜5万円は貯まっていたと思う。
郵便局にも預ける事なく
勉強机の引き出しに入れていた。
兄は貰ったら全部使うような人だった。
その反動が弟に来たようだ。
母は私の机から
よくお金を借りていた。
流石に黙って拝借するのは
気が引けたのだろう、
事後で「返すから」とは言っていたが。
中学生になっても
この傾向は あまり変わらなかったが、
岸田敏史さんの歌に出逢って
少しお金の使い方に変化が出てきた。
(継)