ねこよん いつもの散歩みち

50歳代前半で鬱になった、アラ還のオジサンです。心穏やかな時に浮かんでくる事や、鬱に関する事をアレコレ綴ってみます。

遠き日の記憶①

私は田舎町で生まれ育った。

今は離れた街で暮らしている。

 

物心ついた時には

古い土壁の狭い平屋で

暮らしていた。

 

当時はまだ風呂のない家も多く、

銭湯に行くと人で溢れ返っていた。

 

しばらくして、

利用していた銭湯が

店じまいすることになり、

そのあおりで 私の家も

新しくする事となった。

 

古くてボロで狭く

住みいい家ではなかったと思う。

 

しかし、家の柱にロープを着けて

トラックで引っ張り、

引き倒され、

土ぼこりが舞った瞬間、

とても悲しかった。

 

私の幼少期の5〜6年の想い出が

詰まったボロ屋。

これからもちょくちょく

記憶を辿ってみよう。


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