ねこよん いつもの散歩みち

50歳代前半で鬱になった、アラ還のオジサンです。心穏やかな時に浮かんでくる事や、鬱に関する事をアレコレ綴ってみます。

匂いと臭いは 紙一重?

花の香りを嗅いで

いい匂いだなぁと思えるのは

恥ずかしながら

秋の金木犀くらいでした。

 

この歳で やっと

桜を楽しめるようになりましたが

薔薇は高級な香水のようで、

どうも馴染めません。

 

市販の入浴剤には

植物の香りを模した香料を

配合したものが多いですが…、

 

嗅覚による癒やし効果が狙いなので、

匂いはハッキリしてますが

純粋な花の香りではないし、

いい香りと感じやすくするために

上手く調合されているのでしょう。

 

ある花の香りの入浴剤を使った時、

浴室に入った瞬間 

「…、カビ臭い…。」

(企業の方、ごめんなさい)

 

湯船に浸かると、香りに包まれて

「あっ? んっ? 花の匂い?」

いい匂いなのだけど、

よく嗅いでみると「カビ臭くもある…」

 

“いい匂い“と “臭い(くさい)”は

紙一重ですね。

 

牛を飼育されている施設からの

臭いに対処するのに

僅かに香水の成分を加えたら

良い匂いになったという

話がありました。

 

ニオイも多種の成分が複雑に

絶妙な割合で混ざりあって

出来ているものなんですね。

 

とても良い成分なのだけど

それが出過ぎて

気持ち悪いニオイになることもある。

人の集団と 似ています。
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