ねこよん いつもの散歩みち

50歳代前半で鬱になった、アラ還のオジサンです。心穏やかな時に浮かんでくる事や、鬱に関する事をアレコレ綴ってみます。

風にあたりながら…

鬱になった直後、一日を終える時間は

こんなふうに過ごしていました。。

 

約5年前の8月後半…

毎日のように窓から外を眺めてました。

連日の熱帯夜でしたが、

風が部屋に吹き込んできました。

 

何するでもなく風に吹かれていました。

気温は高いけど、外の風景を見て

自身の心の”凍え”を感じました。

「疲れたなぁ」と。

 

心が堕ちてしまった状態でしたが、

それでも風に吹かれると

僅かに和みました。

 

風が身体を通り抜けていく気がして、

一緒に身体の中にある苦しみや悲しみも

全部持っていって欲しい…。

 

大きく吐き出した空気と一緒に出た

淀んだ胸の嫌なモノを、

自分から遠ざけて欲しい…。

 

今でも窓から夜の風景を見ます。

凍えるようなイメージは無いです。

胸の片隅に”寒さ”は まだ感じています。

 

皆さんのお話を読ませて頂いて

温もりを分けてもらっています。

いつもありがとうございます。


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