小学校の音楽の教科書にも載る
この曲は故郷を離れるまで
毎日聴いていました。
私が暮らしていた田舎では
夜の10時になると
チャイムとして町に流れていました。
単一のメロディでしたが
鐘の音が山々に反射して
幾重の音が不思議に調和して
耳に響くんです。
「あぁ、夜が来たんだなぁ」と
机の蛍光灯だけ着けて
ポツポツついた灯りを
窓から観てましたね。
この曲がドヴォルザークの
交響曲第9番 第2楽章の主題だと
知ったのは、20代後半です。
クラシックは詳しくありませんが
ドヴォルザークは何故か、
一時期CDを買い集めて聴いてました。
昔から聴いていた この曲の影響か、
ドヴォルザークの楽曲は好きなのです。
余談ですが このチャイム、
朝の8時にも鳴っていたんですよ。
「朝にはちょっと似合わないなぁ」
と、いつも思ってました。