こんにちは、ねこよんです。
私と妻の新婚旅行は、冬の北海道でした。(約30年前)ウインタースポーツには興味はなく、もっぱら食べ物(特に海鮮)目的でした。
その際に洞爺湖に訪れました。完全にオフシーズンだったので、温泉街も人はまばらでした。ホテルに入る前に”昭和新山”に行きました。観光客は私達以外いませんでしたが、お土産屋さんは開いてましたね。
妻にとって、昭和新山はただの観光地だったと思いますが、私にとっては昔から行ってみたかった場所でした。
昭和19年頃から2年位火山活動して出来た新しい火山で、粘り気の強い溶岩がせり出して塔のようになっています。
私が子供の頃見ていた百科事典の写真には、溶岩塔の周囲の盛り上がった山体は緑のない岩肌だらけでした。
旅行で訪れた時は雪模様だったので、ゴツゴツした大きな岩山の茶褐色と雪空の2色の世界でした。だからか、緑のない岩山のイメージが強かったです。
【画像:写真AC】
先日、洞爺湖で画像検索したところ、昭和新山の最近の画像が出て来てビックリ。「山体に木が生えてる!」流石に水蒸気が噴出している溶岩の塔には緑はありませんが、その周りの盛り上がった山の斜面は紛れもなく緑色。噴火から80年でこんなに緑に覆われるんだと驚きました。
【画像:写真AC】
私の故郷には、昔“禿山”と言っていた場所があります。生まれる前まで銅を採掘していたみたいで、削られて山肌が剥き出しになってました。今では草木が生えて緑の山になってます。それだけ年数が経っているということでしょうけど、植物の生命力は凄いですね。