ねこよんです。
はてなブログで知り合うことができました皆さんから、母へのお悔やみの言葉を頂き感謝しております。ありがとうございます。
私は、感情をあらわにすることが下手です。これまでの母への色んな思いを、自分の内側に封じ込めてきました。
母の死から逃げている自分がいます。それだけではなく、これまでも母をはじめ父も兄も親戚すべてから遠ざかっていました。
結婚前から妻と母の折り合いが良くなくて、私は両親家族ではなく、妻と生きる事を選択しました。人としての器の小さい稚拙な私が選んだ道でした。それが母も父も兄も周りの親族も、そして妻をも、辛い目に合わせる事になったのではないか、と感じています。
母の訃報を報せてくれたのは父です。兄からは『事情は理解しているから、葬儀への出席はどちらでもいいよ』と、疎遠だった私に優しく気遣って言ってくれました。その後、妻と相談して夫婦で参列することを告げました。『ありがとう。おふくろさんに逢えるのも最後だからね』と言ってくれました。葬儀当日、父も兄夫婦も親戚も、温かく迎えてくれました。『お母さんに逢いに行こう』と言ってくれた妻にも感謝です。
怖かったんです。疎遠だったことを咎められるのが…。27年間、ずっと逃げてました。
棺に入った母は、最後に会った日からは想像はつかず、変わっていました。同じく、父も、兄夫婦も、その子供達も、いとこ達も、母の妹弟も、みんなみんな歳を重ねていた。月日の長さを感じました。
今日は、妻といろいろ話をしました。話をするだけで、気持ちが解れていきます。
このプログで涙と一緒に吐露する事で、また少し落ち着く事ができました。ありがとうございます。そして、申し訳ありません。