日曜の朝6時。
外は少し明るくなっている。
妻は まだ寝ている。
朝食を済ませ
ネコのキナコ(仮名)が
喉をゴロゴロ鳴らしながら
やって来た。
頭を撫でて、顎周りを
掻いてあげる。
目を細め、下顎を前に突き出し
気持ち良さそう。
機嫌がいいのか、
そのまま、私のお腹に乗ってきた。
しばらくクルクル回った後に、
香箱座りをして落ち着いた。
ドライなキナコにしては珍しい。
ちょっと、このままでいよう。
そうして一時間、妻が起きてきた。
「どうしたの?ラブラブじゃん!」
いやぁ、照れますな…。