ねこよん いつもの散歩みち

50歳代前半で鬱になった、アラ還のオジサンです。心穏やかな時に浮かんでくる事や、鬱に関する事をアレコレ綴ってみます。

「蒼い旅」

この「散歩みち」にお立ち寄り頂き

ありがとうございます。

今回は岸田敏志さんの歌う

「蒼い旅」を取り上げてみます。

 

この曲は岸田さんのデビュー曲です。

1976年ですからフォークソング

当時ニューミュージックと言われた

ジャンルの歌が元気が良かった時代。

 

この曲の作詞は谷村新司さんです。

(作曲は岸田さんです。)

なかなかの重いテーマでして…。

「寒空に消えてゆく 群れた冬鳥

 お前には分かるまい 一人の淋しさを

 生きたくて生きてきた訳じゃないのに

 …(以下省略)」

この蒼く冷たく薄暗いけど

透明な空気感が最後まで続きます。

 

とても悲しい曲ですが

短くシンプルで好きなんです。

凍りつく冬の浜辺をあてなく

歩いてゆく青年を取り巻く描写が

まさに“蒼”。よく弾き語りしてました。

 

初めて聴いたのは中学の頃ですが、

青春の残酷さというか、

なんとなく感じていたのか?

それとも大人ぶって分かった

ふりをしてたのか?

今現在でもこの曲の“蒼さ”は

まだ理解出来ていないですね。

 

谷村さん、ありがとうございます。



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